




駅前のファサードとして、際立つ存在感とともに凛とした姿で立ち上がるホワイトの建物。その意匠は、厳選した3種類のホワイトタイルを不規則に貼り連ねることで、陽光による陰影が美しく揺らめくデザインへと結実させています。
さらに南側のバルコニーでも上層に向かって、ガラスの透明度を高めることで、時間帯や天候により異なる表情が見出せるように演出。
建物の意匠と呼応するように、エントランス空間でもホワイトを基調とするデザインが継続され、その序章となるアプローチは、敢えて深いブラウンで引き締めることで、内部との対比が際立つように設計されています。





エントランスホールに足を踏み入れた瞬間、眼の前に広がるのは、視界のすべてをホワイトが覆う空間。天井高約4メートルという圧倒的な開放感に浸りつつ、眼を凝らして空間そのものを見渡せば、複数のウォールが異なる素材同士、美しくコラボレートしている姿がうかがえます。格子状のラインを引くことで、窓のような効果をもたらす大きなミラー。
目地を細かく切り込むことで、柔らかなジャパニーズモダンの空気を放つ左官壁。ここには、アプローチからホールまで、数カ所のクランクを経ることでたどり着く、視覚的なサプライズを意図したプロローグ空間が広がります。

オン.デザイン代表として、現在、居住用のレジデンスに加え、
店舗や施設などのインテリアデザインも手がけている。
〈最近の代表作品〉
◎リソラ大府レジデンス棟
◎バンベール星ヶ丘
相模原市の中心地だからこそ、あらゆる視線を捉えるデザインが不可欠。思考プロセスの出発点に掲げたのは、駅前に新しい風景をつくり出す、という確固たる意志です。計画地の前は、常に大勢の人が行き交います。
趣味嗜好も異なれば、性別や年齢も異なる人たちが、この建物を見上げる可能性があります。だからこそ時流に左右されないホワイトを選択した上で、異なる素材が織りなす美しい視覚効果も計算して、建物の意匠を決定しています。
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