No.14 自慢の大皿料理 part.2

Recipe01 卵と海老のデリ風ポテトサラダ

作り方

  1. (1) じゃがいもは皮をむいて4等分し、水にさらす。鍋に入れ、水から柔らかくなるまでゆで、竹串がすっと通るくらいになったら水気を切る。ボウルに移し、熱いうちにつぶす。
  2. (2) 海老は殻をむいて背わたを取り、沸騰したお湯でゆでて火が通ったら引き上げる。
  3. (3) ハムは1cm角に切り、きゅうりは輪切りにする。
  4. (4) ホワイトソースを作る。フライパンにバターを入れて熱し、溶けてきたら薄切りにした玉ねぎをしんなりするまで弱火で炒める。そこに薄力粉をふるい入れて玉ねぎと混ぜたら、牛乳を少しずつ加えて溶き混ぜていく。とろみがついてきたら塩・こしょうを入れて沸騰させ、火を止めて(1)のじゃがいもに加えて混ぜ合わせる。
  5. (5) (4)のあら熱がとれたら、ハムときゅうりを加えて混ぜ合わせる。
  6. (6) 大皿に(5)を盛りつけ、海老と輪切りにしたゆで卵をトッピングする。仕上げにイタリアンパセリをのせて黒こしょうを振る。

point ホワイトソースは玉ねぎと一緒に炒めるとダマになりにくく、さらっとした仕上がりになります。

  1. (4) 牛乳を4〜5回に分けて少しずつ加え、その都度しっかりと混ぜます。仕上げに必ず沸騰させて。

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Recipe02 キウイとオレンジのスペアリブグリル

作り方

  1. (1) バットにスペアリブを並べ、全体に塩・こしょうをする。
  2. (2) ボウルに、皮をむいてすりおろしたキウイ、酒、ハチミツ、醤油、すりおろしニンニクを混ぜ合わせ、(1)に加えて冷蔵庫で半日~一晩漬け込む。
  3. (3) グリルパンにサラダ油を入れて中火で熱し、スペアリブを両面焼き色がつくまで焼く。肉に火が通ったら大皿に盛りつける。
  4. (4) 残った漬けだれを鍋で煮詰めてソースを作り、盛りつけたスペアリブにかける。仕上げにカットしたオレンジとクレソンを飾ってできあがり。

point キウイはタンパク質を分解する酵素が豊富。固い肉を柔らかくしたい時に重宝します。

  1. (2) 大きめのバットがなければ、密封できるビニール袋に入れて寝かせます。

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Recipe03 ハーブ&レモンが香る鯛の塩釜焼き

作り方

  1. (1) 鯛は鱗と内臓を取り除く(魚屋さんにお願いすればOK)。
  2. (2) レモンは皮に粗塩(分量外)をすり込んでよく洗って薄切りにし、(1)の鯛の腹に詰め、上にものせる。
  3. (3) タイムとオレガノも(2)のレモンと同様にする。
  4. (4) ボウルに卵白を入れてツノが立つまで泡立てたら、塩全量を加えて全体を混ぜ合わせ、塩メレンゲを作る。
  5. (5) オーブンの天板にオーブンシートを敷き、鯛がのるくらいの面積に(4)の1/4量を広げたら、その上に(3)の鯛をのせる。
  6. (6) 鯛全体を残りの塩メレンゲでしっかりと覆い、220度のオーブンで45分ほど焼いたら、そのまま15分ほど余熱で火を通す。
  7. (7) 固まった塩をハンマーなどで割り、はがしてからいただく。

point お祝いの席なら塩の塊のままテーブルへ出し、主役の人に塩を割ってもらいましょう。

  1. (2)(3) 鯛の腹を開き、ハーブとレモンを奥までたっぷりと詰めます。
  2. (4) 大きめのボウルを使用し、卵白がメレンゲ状になるまでしっかりと泡立てます。
  3. (6) 鯛の頭から尾まで塩メレンゲで完全に包み込み、ギュッと押し固めます。

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ワンポイントレッスン フードコーディネーターの蓮沼あいさんが伝授します!

お肉や野菜を主役にすれば、ひと味違った塩釜焼きに。塩釜焼きといえば鯛が有名ですが、具材を変えていろいろアレンジできます。海の幸ならサーモンやスズキもおすすめ。もちろん、一尾丸ごとではなく切り身でもOKです。牛肉や豚肉、鶏肉などの塊肉や、じゃがいも、玉ねぎなどの野菜を組み合わせても。塩でとじ込めてじっくり焼き上げることで、どんな具材もおいしく変身させてくれる塩釜焼き、ぜひマスターしてくださいね。

一緒に包むハーブやレモンも、具材に合わせて好みで変えてみましょう。例えば、大葉やかぼすを使えば和風の仕上がりになります。また、ジェノバソースやバルサミコソースなどを添えて、途中で味を変えてみるのも楽しいですよ。

これまでのレシピ

  • No.01 ハーブの香る食卓 料理の仕上がりが変わるフレッシュハーブ活用術
  • No.02 デイリースイーツ 簡単なのに褒められる季節の手づくりお菓子
  • No.03 自慢の大皿料理 パーティで歓声が上がるおもてなしディッシュ
  • No.04 チョコスイーツ 寒い季節に恋しい“ビター&スイート”
  • No.05 世界のスープ 身も心もあたたまる地域色豊かな家庭料理
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