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GREEN LIFE 04 器(鉢)から選ぶ ワンランク上のグリーンライフ

名古屋・栄に店舗「deja-vu」を構える、グリーンアドバイザー奥村さんに聞きました。

都会で生きる人にとっては欠かせない、グリーンを取り入れたライフスタイル。でも、どのようにグリーンと向き合っていいか?分からない人も多いかと思います。そんな人のために、名古屋・栄に店舗「deja-vu」を構え、グリーンアドバイザーとして活躍する奥村一繁さんに、お話を聞いてきました。

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器(鉢)と植物のアンバランス感を楽しむ

植物は、基本的には植物単体ではなく、器(鉢)とセットではじめてお部屋の中に設置することができます。また、グリーンを選ぶ際には植物をメインに選ぶ方が多いかと思いますが、ここでは上級者向けに器(鉢)からグリーンを選ぶ方法を紹介していきます。基本的なテーマとしては、器に対してアンバランスな植物を選ぶというのを推奨したいです。例えば、背の高い器にあえて背の低い植物を合わせたり、デコラティブな形状の器にシンプルな形状の植物を合わせることによって、面白いアンバランス感が生まれ、デザイン性が高くお部屋の中でもインテリア的なグリーンとしての存在感を放ちます。

器(鉢)をお部屋のインテリアとコーディネートする

器にもこだわりを持ち、お部屋にマッチさせるためには、どこに置くための植物なのか?ということが当然、重要になってきます。食事の際、ダイニングテーブルの上にグリーンがあるだけで、食事の時間が豊かに感じるのは想像しやすいですよね。例えば、食器と器(鉢)が上手くコーディネートされていたら、凄く素敵だと思いますし、同様にお部屋の家具と器のトーンを合わせるのも、グリーンをインテリアしてとらえる考え方です。基本的に植物自体は緑なので、それを生かしながら器で遊べば、グリーンを選ぶのも育てるのもさらに深みが増していくと思います。

ダイニングテーブルの上に置くグリーンとしては、お気に入りの食器に合わせた器(鉢)を選ぶのも面白いと思います。

リビングは来客者も多いため、インテリア性の高いものを選びたいです。家具やカーテンと相性の良い器を選べば、部屋のトータルコーディネートが可能です。

寝室は電気を消したまま動くこともあるので、倒してしまうことも考慮し安定感のある器を選ぶことをオススメします。

様々な器(鉢)の素材から上級インテリアを目指す。

以前は、水を吸収する素焼きの器がメインでしたが、最近はゴテゴテした素材感が出やすい手作り風の陶器、薄く作ることができて光沢がありデザイン性豊かな磁器(セラミック)、すっきりとしたデザインで植物を際立たせるコンクリート風(樹脂)と、様々な器が登場してきました。ジョウロでもバケツでも、土が入り下に水が通る穴さえあれば、器になりえるので、工夫次第では楽しみ方の幅も広がると思います。

植物は人、器は洋服という考え方で、グリーンを楽しむ

全く同じ植物でも異なる器に変えることによって、全く異なったグリーンに見えるので、お部屋の印象を大きく変えることができます。当然、大きく植物を育てたい場合は、大きな器(鉢)が必要になりますし、植物の成長に伴って器を大きくしていく必要があります。大きさ、色、形、質感といった要素で器を選ぶと思いますが、植物を人だとすると、器は洋服だと考えてもらえれば良いかと思います。その時々の気分に合わせて器を変えてみるのも、グリーンの楽しみ方の大きな要素だと思います。

OWNER'S PROFILE

奥村一繁  /  deja-vu inc. 代表取締役

グリーンアドバイザー。女性にお花を贈るのが好きだったのをキッカケに、お花の販売・配達・アレンジメントフラワーを手掛ける会社を24歳で起業。設計の仕事をしていた経験を活かし、店舗のディスプレイ等も手掛け上質な空間を彩る。名古屋・栄のお洒落ストリートを1本中へ入った、車だと通り過ぎてしまいそうな隠れ家的存在の場所に店舗「deja-vu」を構え、店内にはこだわって仕入れたお花や観葉植物や花器がラインナップ。豊富な植物の知識を活かし、花束やアレンジメント、生花のディスプレイまで植物に関するすべてをコーディネート中。

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